著作権情報&相談コーナー

著作権に関する情報をわかりやすく発信します。また正会員・研究会員を対象とした、著作権相談コーナーも設けています。気軽に相談できる窓口があると、いざというときにも安心です。ぜひご利用ください。

著作権の保護期間が死後70年に!

 
 TPP11協定が20181230日発効されたことに伴い、著作権法が改正されました。これまでの「死後50年間」時代は終わり、「死後70年間」時代となりました。つまり、みなさんが日頃書いているような個人の著作物は、著作者の死後70年間保護されることとなりました。また、当協会のような団体名義の著作物は公表後70年間、映画は既に公表後70年でしたからそのまま、歌手等の実演家(著作隣接権で保護)は、実演が行なわれた後70年間保護されます。
 例えば、画家/藤田嗣治の著作物は、藤田は1968年没ですから、 196911日から起算して、これまでは50年後の20181231日で切れるとされてきましたが、70年後の20381231日まで保護されることとなりました。同じように、当協会の初代理事長・浜田廣介(1973年没)は、2043年まで保護期間が延長されました。
 なお、20181230日以前に著作権の保護期間が消滅しているものについては,遡って保護期間は延長されず、著作権は公有のままです。
  また、外国人の著作物に関しては、基本的に日本人の著作物と同様に保護(70年に延長)されますが、戦時加算で、保護期間が加算(約11年)される場合もあります。
 

渉外委員長・上野与志

 


会員限定! 著作権相談コーナー

 
当協会では、会員・研究会員の皆さんに著作権への理解を深めていただくため、「著作権相談コーナー」を設けています。
回答は当協会理事・渉外委員長の、上野与志氏(元・児童書四者懇談会座長)他がつとめます。著作権や出版に関して疑問に思っていることなど、遠慮なくご相談ください。
 
ご相談は、協会ホームページの「お問い合わせ・ご連絡」から、
あるいは info@jidoubungei.jpまでメールで、
メール環境がない方は、ファクスで事務局03(3262)8739までお送りください。
 
回答は、本人へ直接メールかファクスでお送りするのみで、公表はいたしません。
 
トラブルになってしまったら‥‥
著者・出版社の間でトラブルになった場合は、当協会も会員となっている「出版ADR(裁判外紛争解決手続き機構)」の電話相談をおすすめします。
この機構は、出版をめぐり著作者と出版社の間でトラブルが生じたときに、公正に問題解決を図る手伝いをするものです。著作者団体と出版社団体が協力して設置しました。
 

出版ADR

相談受付専用電話番号03(3222)9055
(毎月第3・第4水曜日、午後1〜4時のみ受付)
http://www.taiyoken.jp/adr.html
当協会の会員・研究会員であることを先に伝えると、スムーズに対応してもらえるそうです。